お嫁にいけない攻防戦
自分にとって心理的負荷が高い職務の一つが、
システム開発会社のエラーを指摘したり改善要求する仕事。
電子カルテは、その性質上医療機器として取り扱うべきだと思うけれど、まだ歴史も浅いしそういうそういう枠組みにはなっていない。ので、開発会社によってデザインも仕様もまちまちだし、当然いろいろなエラーも起こります。
べつに開発会社と喧嘩してもひとつもいいことないし、穏便に済ませることができるものは済ませますが、時に、そうもいかない時があります。
たとえば、医療事故に直結する可能性の高いようなリスクのあるエラーなどがそうです。
こうなると、自分は立場上、厳しく追及せざるを得ないのです。
開発会社はよく心得ていて、往々にしてサッと事を捲って「これこれこう対応するからよろしくね」的な文書を提示して終わらせようとします。で、私はその襟首をつかまえて「ちょっと待った。あれもこれも説明不足、どうなってるのかもっとちゃんと原因究明してください、事後対応ももっとこちらの状況や意向を踏まえたものに練ってください」とやらなければならないし、それでも開発会社がのらくら言い訳する場合には、えいやーと怒る時もあるわけです。
ここを守らなきゃ何が私の仕事か、というわけになりますので、リスクの高いエラーの時には心を鬼にして徹底的に詰めなければいけません。自分よりずっと年上の人にも怒ったりするわけです。担当者の人が辛い顔をしていると私も辛いです。でも引くわけにはいかない。私も苦しいです。
事がひと段落したあとは、クタクタになるし、なんとなく悲しく寂しくなります。
こんなに怒ってばかりじゃお嫁にいけないな、などと冗談めかしながら、ちょっと切なくなったりしているのです。
この春もバタバタ続き。今日もいまからやっと一休みする感じです。
ふー。(´・Д・)3
本日のエアスイーツは、このあいだ作っていただいた手作りお善哉。ああ、ダイエットの道もまだまだ続くのであった。見るだけ、見るだけ。