自然の生命(いのち)の力 resilience

精神科病院で働いています。診療情報管理士通教84期。五感を癒して自然治癒力を高めるセラピーについても関心があります。一人旅が好きなので、旅のことも、時折書きたいと思います。ICD10リスト&要約ブログ作成開始。http://sizen.upper.jp/icd-10/

診療情報管理士スクーリング2日目!


今日の、感染・免疫の講義面白かった。

私たちの遺伝子の40%くらいは、ウイルス性の遺伝子らしい。ウイルスとのたたかいや競合、共生の結果が、いまの私たちの肉体をかたちづくっているらしい。

過去にペストの流行した地域には、HIVに感染しづらい遺伝子変異の人が多くあらわれているとのお話、また、血液奇形の中には、その特徴からマラリアに罹患しづらいものもあり、これらはサバイバルアドバンテージだと。奇形や変異などは、生命、種の保存のためのひとつのアドバンテージになっているというお話。

また、これまでに地球に生まれた生物の99パーセントは絶滅していて、この地球に生きているものたちは、過去の地球の歴史からみたらほんのわずかな生き残りたちであり、なかでも人間は本当に短い時間しか、この地球に存在していない。

地球ではあらゆる生物たちが、種の保存のために、適応や変異をしながら、地球の歴史を生き延びてきており、そしてその全てはもともと同じ遺伝子を共有しているのだと、、、そんなお話だった。

楽しい最高の講義だった。

そして、
今日の東京は、霧がかかっていた。

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