テクノロジーと夢 <Nixieウェアラブルドローン>
IPAが昨日
プレス発表 インターネット利用者の“情報セキュリティの脅威・倫理の意識”を調査した報告書を公開:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
を公開した。とニュースで見て読んだ。
この調査に関する記事で興味深かったもの
ネットへ「悪意」投稿4人に1人 スマホとタブレットから - 西日本新聞
みなさんそんなに悪意ある投稿をしちゃってるのね…と正直しょんぼりした。
ネットに悪口を書くというのは、すごく一方的なやりかたであり、相手に対して操作性が強い(都合のいい論理で虚実をまぜて展開できてしまう。相手が反論できない)。
結局、そういうこと(誹謗中傷)する心理っていうのは、
「自分はぜったい傷つきたくない。表面上はいままでどおりしたい。でも相手には痛い目にあわせたい」
みたいな、すごく矮小な精神性じゃないかと思う。ばかばかしいである。
そんなことより
インターネットはテクノロジーであり、
そこにもっと夢をみたいなと思う。夢があるべきだと思う。
悪口いったり、コソコソ人を操作して日常をせせこましく生きるためのツールにしてしまうのは惜しい。
私は、パソコンとかインターネットにとてもわくわくしてやってきた人間だから(ネット黎明期に高校生だったのが大きいかも)、ネット社会自体が悪しきものみたいにされてしまうのは残念だ。
悪いのはテクノロジーじゃなくて、使う人の心。
なんだって同じだけど、そういうことだ。
夢のあるテクノロジーとして
最近、いいなあーと思ったもの
ウェアラブル・ドローン
Introducing Nixie: the first wearable camera that can fly - YouTube
普段はリストバンドなのに、ぐにゃーと変形してカメラで空撮してくれるブツ。
SF映画的なギミック。クールなモデリング。
カメラひとつとったって、こんな風に人間の夢は無限にひろがる。
これもよかったなあ。「ヒッチボット」
かわいいの。ロボットがもくもくとヒッチハイクを敢行するのであるが、ロボットはしょぼい。このしょぼいロボットに、人間がときめいて、どんどんヒッチハイクさせちゃうのである。
ヒッチハイク・ロボ、3週間でカナダ横断に成功 « WIRED.jp
いいよね。ロボもかわいいけど、なにより人間ってかわいいなという気分になる。